マスクのストックは足りてますか?
新型コロナウィルス感染症の対策にはマスクの着用が必需品となりました。
外出する際、人の多いところ、混みあっているところではマスクで飛散物質を防御するのに最適なツールとなっています。
2022年を迎えて間もなく、かねてから懸念されていた「オミクロン株」の出現で国内でも感染者が急増し、その感染症対策は急務となっています。
ところで、そんなマスクには様々な種類があり、その効果も様々です。
マスクの種類
〇不織布マスク
〇ウレタンマスク
〇布・ガーゼマスク
<ガーゼタイプ>
主に綿織物を重ね合わせたマスクで、最近では中に特殊なフィルタを縫い込んで花粉などの通過を防ぐものも増えています。
<不織布タイプ>
複数の原料を組み合わせることで、厚みや空隙を自由に調整できるのが特徴。値段が安く、使い切りを前提にしたものが中心です。
不織布タイプは何度も繰り返し使用しないようにしましょう。ウィルスが付着しているかもしれません。
感染症対策の効果はどの種類が良いのか
布やウレタンで作られたマスクに比べて、不織布マスクの方が、飛沫の飛散を抑える効果が高い傾向にあることが、国立研究開発法人「理化学研究所」(理研)によるスーパーコンピューター「富岳」を使ったシミュレーション結果で分かりました。
マスクの形状
マスクの形状は、大きく分けて3つのタイプがあります。1つ目は、平面的な「平型マスク」。2つ目は、立体的になるプリーツ構造を採用した「プリーツ型マスク」。そして3つ目が、顔のラインに沿った形状で密着性を高めた「立体型マスク」です。
形状や素材の利点を活かしたこれらのマスクには、それぞれに多くの特徴があります。
最近は長時間使用する方も多く、立体型マスクに人気があるようです。
確かに、長時間付けていて息苦しくなるよりは鼻と口元に一定の空間がある方がつけていても煩わしさや息苦しくなることは少ないですね。
女性はメイク落ちも気になると思いますので、立体型のマスクがおすすめです。
使用目的はもちろんのこと、付け心地や顔との密着性などを考慮したマスク選びをすることで、捕集や飛散防止といったマスクの効果を格段に高めることができます。
<最強マスク「N95」マスクとは>
アメリカ合衆国労働安全衛生研究所(NIOSH)のN95規格をクリアし、認可された微粒子対応マスクのことを言います。
正式名称は、Particulate Respirator Type N95といい、
「N95」は、耐油性はなく0.1~0.3μm(マイクロメートル)の微粒子を95%以上除去できる性能を意味します。
厚生労働省では、SARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)、新型インフルエンザや結核菌の対策指定品の一つとしています。
ウイルスを含んだ飛沫の侵入を防ぐことができる高性能なマスクです。
医療施設や介護現場等における日常業務での感染の可能性も最小限に抑えます。
人と関わることの多い職場の方や完全防御したい方には必要な場面が出てきますね。また濃厚接触者になってしまったり、ご家族内で感染された場合などにも必要でしょう。